どうも、つみき(@321tsumiki)です。
投資の最適解の一つであるインデックス投資で資産形成を行ったとしても、資産3,000万円に到達するにはかなりの時間と労力がかかります。
私は、大学卒業後38歳までの約16年間で貯蓄のみではありますが約2,000万円の資産を作ることができ、その後はインデックス投資と2020年からの好調な相場の影響によって、現在は資産4,000万円を超えるほどとなっています。
野村総合研究所が発表しているマーケットの分類によると、3,000万円を超えるとアッパーマス層と呼ばれる水準になります。
マーケットの分類 | 世帯数(万世帯) | 全体に占める割合(%) |
超富裕層 | 8.7 | 0.16 |
富裕層 | 124 | 2.30 |
準富裕層 | 341.8 | 6.33 |
アッパーマス層 | 712.1 | 13.18 |
マス層 | 4215.7 | 78.04 |
世帯数から見ても、マス層4,215.7万世帯は全体の78.0%なのに対して、アッパーマス層712.1万世帯は全体の13.2%とかなり少ないことがわかります。
ここからわかる通り、多くの世帯はマス層から抜け出せないということになりますが、もしマス層からアッパーマス層になることができれば上位20%ほどに位置することになりますので、資産3,000万円は資産形成の大きな目標として持っておくといいと思います。
今回は、マス層からアッパーマス層へと領域が変化する金額である3,000万円を超えれば、その上の準富裕層まで到達できる2つの理由について解説します。
資産3,000万円を超えたらなぜ準富裕層になれるのか
それでは、資産3,000万円を超えた人がなぜ準富裕層の水準に到達することができるのか、まずは結論を。
① 資産形成の習慣が十分に身についている
② 投資元本が増えれば資産収入が期待できる
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
① 資産形成の習慣が十分に身についている
一つ目は、資産形成の習慣が身についていることが挙げられます。まとまった金額を作るためには、毎月の家計の収支の額をコントロールして、余剰資金を貯蓄や投資に回し続ける必要があります。
毎月の収支がマイナスではお金はみるみる減っていくことになりますし、毎月1万円程度が黒字になったとしてもそれを資産3,000万円まで増やすには途方もない時間が必要になります。
私は2021年2月、41歳で資産3,000万円を突破しましたので、22歳で社会人になってから19年間で達成したことになります。この間、収入にもよりますが、毎年100~350万円程度の余剰資金を貯蓄や投資に回してきました。
インデックス投資では短期間に元本を2倍、3倍と大きく増やすことはなかなかできません。ですから、投資元本をしっかりと増やすことが重要になってきます。資産3,000万円まで到達できたなら貯蓄や投資元本を自分の収入からしっかりと作れたということに他なりません。
自信を持って、貯蓄や投資を続けていけばやがては準富裕層に到達できるでしょう。
② 投資元本が増えれば資産収入が期待できる
次に、投資元本が3,000万円あれば、投資元本から発生する資産収入が期待できるということです。
貯蓄だけで資産3,000万円に到達した人には必ずしも当てはまらない話にはなりますが、資産を投資に回すことで投資元本を増やしそこから発生する資産収入を期待することで、準富裕層である資産5,000万円に近づくことができると考えています。
資産収入の額は投資元本に対するパーセンテージで計算されますので、当然投資元本が大きくなるほど大きくなります。
準富裕層は多くの選択肢が持てる水準
資産形成をしている人の目的や目標金額はそれぞれですが、私が掲げている目標金額は、① 資産5,000万円、② 資産7,500万円、③ 資産1億円の3ステップです。
最初はアッパーマス層に到達するのが大きな目標でしたが、今は資産3,000万円を超えて順調に増えてきていますので、次の目標である資産5,000万円を目指しています。
アッパーマス層では、残念ながらFIREやサイドFIREなど今の働き方を変化させることができるほどの資産額ではありません。今のところ本業は続けていくつもりですが、準富裕層の資産規模であれば、サイドFIREや働き方の変化の選択肢が少し広がってくると考えています。
本当にやりたい仕事を選択したり、共働きを生かした本業のダウンシフトをしたりするなど今の働き方にとらわれず、自由な働き方を少しだけ選択することができるようになります。
そして、わが家の生活費年300万円から考えて、25倍の資産7,500万円が経済的自由のラインであると想定しています。そこから少し余裕を持った資産1億円を最終目標として長期で目指していきます。
もし、インデックスファンドに投資するための手持ちの現金が少ないなら、ポイ活やノーリスクでお金がもらえるサービスがいくつもありますので、それを有効に活用すればいいですね。
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まとめ|資産3,000万円を超えると景色が広がる
資産3,000万円を超えると準富裕層が見えてくる、そして資産形成を続ければやがては準富裕層に到達できる2つの理由について解説しました。
私も19年かかりましたから、資産3,000万円を超えるのは非常に大変で長い道のりだと思います。しかし、収入と支出から余剰資金を生み出して貯蓄や投資に回していくことを淡々と続けた先にしか、資産3,000万円達成はあり得ません。
資産3,000万円を超えるために身につけた金融リテラシーや家計の管理、投資の方法は、さらに資産を伸ばしていくのに非常に有効です。
そして、資産を積み上げていくことで見える景色や取れる選択肢がどんどん広がっていくことが実感できます。
今は相場の状況が不安定でここしばらくは投資をしても増えないどころか減っていくことも予想されます。しかし、インデックス投資を淡々と続けていくことで資産形成できると信じて下落相場でもやれることをやっていきましょう。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。