どうも、つみき(@321tsumiki)です。
投資をスタートしてからはや数年が経過しますが定期的に同じ悩みに直面します。それは「節約して得た資金をどう使うか」ということです。皆さんも考えたことがあるのではないでしょうか。
20~30代など若い時期には「お金を自己投資に使うべき」であると言われます。特に20代はキャリア形成期であるため、過ごし方次第ではその先の人生が大きく変化してくると言われています。そのため有意義に過ごした方がいいと思います。
一方で資産形成の観点から考えると「お金を貯蓄し投資に回す」ことで早い段階で資産を拡大しておけば経済的自立が早まり、やりたい仕事を選択してできるようになります。
それでは一体、自己投資と貯蓄(投資)のどちらを重視すればいいのでしょうか?
自己投資とは
自己投資とは、お金や時間をかけることによって自分自身を成長させ、将来的な利益を得るために行う行動のことです。若いうちに自己投資により学んでおけば、その成長が30代や40代になっても永続的に役立つので非常に有意義ですね。
私の場合、教員になるための教員免許の取得や教科にかかわる知識や技術の習得なども、現在教員として定期収入を得ているので、自己投資の一つになっています。
自己投資の例
- 様々な種類の本を読む
- 多くのもの、人に触れる
- 英語など語学力を身につける
- 社会人基礎力(ビジネススキル)を身につける
- プログラミング
- 副業経験
- 健康(トレーニング)
若いうちは貯蓄よりも自己投資するべき
「稼ぐ力」「貯める力」「増やす力」の3つによって資産形成をすることが考えられます。
貯める力(節約)や増やす力(投資)はある程度の限界や最適解があり、リスクをよほど取らなければ資産形成を飛び抜けて進めていく力を持ちません。
ところが稼ぐ力は頑張り次第で資産形成を一気に進める力を持っています。本業や副業などで稼ぐためには稼ぐ方法に合わせた学びが必要不可欠です。稼ぐ力を高めるために若いうちから学び(=自己投資)を行って自分自身の人的資本を高めていけば、将来に渡ってより多く稼ぎ続けることができます。自己投資に回す分をすべて貯蓄に回してしまうとより多く稼げるチャンスがあるにもかかわらず、貯める力か増やす力で資産形成していくことになります。
「20代は貯蓄よりも将来のために自己投資をすべき」
平均年収900万円の30代以上の社会人の85%が「20代は貯蓄よりも将来のために自己投資をすべき」であると言っています。自己投資をする中で多くのものや人に触れ、成功や失敗の体験を多く積むことが大切です。そうやって行動することで、様々な局面でどう対応したらいいかが分かってくるのです。
「自己投資」という名の浪費は禁物
自己投資は費用対効果を考えて取り組むことが大切になってきます。役立つからと言ってお金を湯水のように使っても大した効果も得られないのであれば意味がありません。そもそも自己投資にはそんなにお金がかかるのでしょうか。例えば健康のためにトレーニングをするのにジムに通うのではなく家の周りを走ったり、たくさんの本を読むために図書館で本を借りたりするなど、工夫次第で少ない金額でも自己投資はできると思います。
副業体験は最高の自己投資になり得る
セミナーや講座で大金を払って勉強しなくても、今ならSNSやYoutubeなど各媒体でいくらでもノウハウを無料で入手することができる時代です。それを見ているだけではあまり勉強にはなりませんが、「まずやってみる」ことで見ているだけとは比較にならないほどたくさんの経験を得ることができます。自分に合った副業を体験してみて自己投資になる上にお金を稼げるのなら一石二鳥ですね。
まとめ
特に20代など若いうちは貯蓄最優先ではなく「自己投資」に自分の時間やお金を振り分けてスキルを磨いていくことにより、将来に渡って自分の身を助けてくれるものとなります。お金は使えばなくなってしまいますが、自分が一度身につけたスキルはずっとそのままあり続けます。
「自己投資」とはいえお金を使わずともできることもたくさんあります。特に自分に合った副業を体験することで必要なスキルも身につきますし、うまくいけば稼ぐ力も鍛えられます。私は40代ですが今も「自己投資」を続けることで、自分自身が今まで知らなかったことや新しい体験ができて世界がかなり広がりました。
少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
つみき(@321tsumiki)でした。
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