どうも、つみき(@321tsumiki)です。
私はインデックス投資×節約×投資で資産を形成しています。以前から貯蓄を続けてきたのですが、投資をスタートしてからより節約にも励むようになりました。今回は節約と投資の間にある関係性について考えてみたいと思います。
投資を始めることで節約力が強化される理由
インデックス投資を始めると不思議なもので支出を減らして投資に回したくなります。私は投資歴4年ほどですが、資金を普通預金に預けていたときと比べて今の方がよりお金の用途についてしっかりと考えるようになりました。普通預金に預けていてもほとんど資金は増えませんでしたが、投資に回せば長期で見ると資産が大きく成長していくことが目に見えて分かったからです。
投資を始めると、資金を貯蓄しているだけでは気付かない「お金がお金を生む」「投資元本が増えれば複利の力が大きくなる」など投資が貯蓄よりも有利であることを学んでいきます。そして毎月なるべく多くの資金を投資に回したくなっていくので、自然と節約するようになっていきます。さらに今手元にあるお金をどう使ったらいいのかというお金の用途についてしっかりと考えるようになり、お金を生み出す可能性のある資産となるものに資金を投入するようになります。

インデックス投資は資産形成をするうえで最も大切な、節約力を身につけ支出を抑えることにつながりそうな気がします。
節約が最大の投資
節約では
月1万円を節約すると年間12万円の節約になります。
投資では
税引き後4%で運用できるとしたら年間12万円を投資利益として生み出すには投資元本が300万円必要になってきます。
節約が最大の投資である理由
「投資元本300万円」と「月1万円の節約」がどちらも年間12万円を生むのであれば、いかに節約の力が大きいか分かると思います。
さらにこれから投資を始めようとしたらどこから投資元本を確保するのでしょう。投資に限らず貯蓄をするにしてもそのスタートは節約からになってきます。月々の収入から支出を抑えて貯蓄に回さなくては投資どころではないと思います。
節約は行えばそれがすぐに資産に直結し、節約によって毎月決まった金額を貯蓄するだけでも確実に資産は増え続けますね。そういう意味からも節約の力はかなり大きなものであると思います。
また節約は、投資の不確実さと違い株価の上下に関係なく確実に実施することができ、資産を増やすことができます。
コーヒーを飲まずに投資に回すと
例えば、250円のコーヒーを毎日飲むことを想定します。コーヒーでなくても毎日何かに小銭を使うことはあるでしょう。職場に行く前、職場についてから、昼食時、帰宅してからなど飲む機会はたくさんあります。これを節約できるとすると、1ヶ月7,500円となります。
この1日250円を365日、30年間節約して投資元本を確保し、さらに投資で4%の利益が得られたとすると、なんと520万円にも達します。
この節約をするかしないかで大きく資産形成に影響がある金額になってしまいます。
ですから将来に不安を感じるのならば節約と投資を行うべきなのです。
節約のしすぎに注意
前述のコーヒー代についてもそうですが、細かいところまで節約しようとすると日々の生活に無理が生じてきて節約に対するストレスが大きくなっていきます。資産拡大に重きを置きすぎて日々の生活の豊かさを大切にしないとどこかで生活が破綻したりストレスで浪費に走ったりすることになり、長期間継続できなくなってしまいます。
ですから娯楽や飲食から節約するのではなく、まずは固定費の支出から見直してみてはいかがでしょうか。固定費には、大きく分けて住居費、自動車、保険、税金、通信費、光熱費の6つがあります。ご自分の家計に照らし合わせて取り組みやすいところから削減を検討するところから始めましょう。
まとめ
節約と投資には、資産拡大に大きな影響があるということが言えると思います。インデックス投資を行いながら節約をすることによって、少しの無駄遣いでも気になって「節約して投資に回したい!」と考えるようになります。そう考えすぎると周りの人との考え方の違いに疑問を持つこともあるのですが…。
さらに節約自体が投資に匹敵する資産形成の効果があります。しかも確実に実施できれば資産が拡大しますので、必要な範囲で節約すればそれは大きな武器となります。しかし、節約のしすぎには十分注意が必要です。資産形成をする目的は、豊かな生活を送りたいからであるのにも関わらず、その過程で我慢を強いられすぎては意味がありません。
ぜひ節約して投資に回すその過程も楽しみたいものです。
少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
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