どうも、つみき(@321tsumiki)です。
皆さんは全世界株式には興味ありますか?
近年は、全世界株式を対象としたインデックスファンドも複数設定され、特にeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)が人気ではありますが、楽天・全世界インデックス・ファンド(楽天VT)の設定もあります。
今回は、全世界株式を対象としたインデックスファンドを選択するにあたり、私が投資信託のメインとして楽天VTではなくeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選択している理由について考えてみたいと思います。
ちなみに私はETFではなく投資信託を選択しています。その理由は以下の記事をご覧ください。
楽天証券のiDeCoではeMAXIS Slim シリーズの設定がない
楽天証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)では、eMAXIS Slim シリーズの設定がなく、全世界株式クラスにおいては、楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))(楽天VT)を選択することになります。
結論
私の総資産・資産運用状況を確認してみれば一目瞭然です。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選択するのがいいと思います。
以下にその理由を示していきます。
楽天VTではなくeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選択している理由
① ファンドの純資産が多い
まずは純資産の比較を行ってみます。
純資産が多いファンドの方が、ファンドが繰上償還されるリスクが小さく安定的であると言えます。
2021年08月27日現在のそれぞれの純資産は以下の通りです。
2574.48億円
・楽天VT
1155.73億円
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方が純資産が多くなっていますが、どちらも十分な純資産の額で推移していますので、この観点ではどちらを選択しても問題ないと思います。
② ファンドの信託報酬が低い
次に信託報酬を比較していきます。
2つのファンドとも全世界株式を対象としているため、運用コストは低いほど有利です。運用コストは投資のパフォーマンスに直接影響します。
2021年08月27日現在のそれぞれの信託報酬は以下の通りです。
年 0.1144%
・楽天VT
年 0.212%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の方が信託報酬は0.0976%低くなっています。信託報酬だけで見れば運用コストは楽天VTと比較して約54%程度となり、長期投資としてかかるコストはかなり抑えられます。
③ 小型・中型株を含まないMSCI指数に連動する
2つのファンドはそれぞれが連動するインデックスに違いがあります。小型株を含むか含まないかという違いになります。
どのインデックスに連動することを目指すのか
MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)
・楽天VT
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
MSCIは大型株を中心とした投資対象として約3,000銘柄で構成され、時価総額の約85%をカバーしています。
それに対し、FTSEは小型・中型株も含めた投資対象として約8,000銘柄で構成され、時価総額の約98%をカバーしています。
どちらも全世界株式が対象であり、私は大型株だけでも十分に分散ができていると感じているのですが、より多くの銘柄に分散したい場合は楽天VTの方がいいと思います。
しかし、より多くの銘柄に分散したからと言ってパフォーマンスが上がるとは限らないことには注意が必要です。
まとめ
私はより低コストの投資商品を選択したいと考えていますので、一部(iDeCo)を除いてeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選択して積み立てています。
より多くの銘柄に分散して小型株にも投資をしたい場合は楽天VTを選択するのもありかと思います。
時価総額加重平均についての考え方は以下の記事が参考になります。
少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
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