どうも、つみき(@321tsumiki)です。
2023年に廃止が決まっているジュニアNISA。お子さんがいるご家庭の方は興味がある人もいるのではないでしょうか。
1人当たり年間80万円まで非課税枠で運用でき、2024年以降はいつでも引き出しが可能になる利便性の良い仕組みに変更され、皮肉にも廃止が決まってから魅力のある制度に変化しています。
今回は、私が2人の子どもたちの名義で行っているジュニアNISAでeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資している理由をまとめます。
結論
私自身のiDeCo、つみたてNISA、特定口座では、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に投資しており、いつも前面に全世界株式クラスををアピールしている私が、なぜ子どもたちの口座ではeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)なのか。
まずは結論から述べたいと思います。
なぜ投資期間が短い想定なのか、そしてそれでなぜeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)なのか、わが家の考えを順番に説明します。
子どもたちの口座はなぜ投資期間が短いのか
わが家は子どもたちのジュニアNISA口座を使用して、教育費の一部を資産形成しようと考えています。ですから、子どもが成人し老後になるまでを考えているわけではありません。
ご家庭によってはジュニアNISAから成人になったときに特定口座へ移行し子どもたちの老後まで資産運用を継続することを考えている場合もあると思います。
ですが、私たちのジュニアNISA口座の利用目的はあくまで教育費です。ですから子どもたちが就職するまでに形成した資産は取り崩す予定です。
であるならば、生まれたばかりでジュニアNISAを開設した場合でも最大18年間の資産運用になります。
これは、自分自身の資産運用の期間よりもかなり短い期間です。私は現在41歳ですが年金開始までなら取り崩すまでにあと24年。早期リタイアするとしてもあと15年程度はあります。取り崩しながらも資産運用を続けますのでさらに長くなりますね。
このように、わが家の場合は子どもたちのジュニアNISA口座よりも自分自身の口座の方がはるかに長い期間の資産運用が必要になることが分かります。
投資期間が短いとなぜeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)なのか
子どもたちのジュニアNISA口座の方が投資期間が短いのがなぜかは分かったとして、投資期間が短いとなぜeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に投資することになるのか。
ここは完全に私見ですが、私自身は今の米国の株価が強い状態はしばらく続くと思っています。しかし、それは超長期(25年~)ではなく、中長期(10~15年)での話です。
子どもたちの口座は投資期間が比較的短く、使う目的や時期も明確になっています。そのため、よりパフォーマンスが高い投資商品であるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選択しました。
ただ、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選択しても全体の57.8%(2021年3月末現在)は米国株式になりますので、米国中心の投資であることに変わりはありません。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の国別構成比率については以下の記事を参考にしてください。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)でも15年後は予測できないが…
米国株式の主要株価指数は未だ右肩上がりを続けています。10~15年ほどの中長期投資では購入して保有し続けると期待リターンはプラスになるというデータもあります。それを裏付ける強さが米国株式にはあると思います。
もちろん過去の値動きの話で合って、今後のことは予測できませんが少なくともここ10~15年ほどで米国経済が大崩れする可能性は少ないと考えました。
それでももし元本割れになっていたら
教育費をいざ使いたいと思ったときに、元本割れを起こしていることもあり得ます。しかし、長期投資においてタイミングを計ることは不必要です。値動きに関係なく使いたいときに使いたい金額の分だけ投資信託を売却すればよい、と思います。
ジュニアNISA口座の資産が下がっていれば当然私自身の口座の方の資産額も下がっていると思います。しかし、投資したときよりも期待リターンはプラスになっている公算が高いと考えています。
ジュニアNISA口座開設におすすめの証券会社
ジュニアNISA口座は途中で金融機関を変えることができないので、口座開設するならネット証券最大手のSBI証券がおすすめです。
まとめ
ジュニアNISAは今から開始しても2021~2023年の3年間で総額240万円(80万円×3年)を子どもが18歳になるまで非課税で運用できる制度です。法改正により廃止が決まりましたが、利益確定は2024年以降いつでもできるようになりました。
子どもが小さく投資期間が10~15年以上とれる家庭には十分にジュニアNISAをおすすめできます。長期投資で安心して保有できるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選択するのもありだと思います。もちろんeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)でもよいと思います。
ジュニアNISAについては、以下の記事でも言及していますので参考にしてください。
少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
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