どうも、つみき(@321tsumiki)です。
以前、このようなツイートをしましたら、多くの方に見ていただけました。中にはTwitterではみなさんの積立額が凄すぎて、つみたてNISA年間40万円だけでは全然なのではと思っている人も多数見受けられました。
はっきり言ってつみたてNISAで投資をしているだけでかなり凄い。さらにiDeCoや特定で積み立てていたら相当上位の方です。ほとんどの人はまだ投資をしておらず資産のほとんどが預貯金のみです。毎月一定額を貯蓄して投資を始めているだけで上位層にいますから自信を持ちましょう!
— つみき@インデックス投資 (@321tsumiki) May 4, 2022
私は、毎月家計の中からしっかりと貯蓄をして、それを余剰資金として投資に回しているだけでも大変すばらしいことだと思います。
さらに、iDeCoや特定口座で積み立てていればなおさらです。
なぜそう思うのかについて、以下にまとめてみます。
なぜつみたてNISAで投資をしているだけで凄いのか?
投資を始めるにあたって、一番はじめにやっておきたいのが非課税投資枠を使い切ることです。
iDeCoは60歳まで引き出せず資産の流動性が低いため、ハードルが若干高いです。その分、つみたてNISAは比較的手軽に行うことができます。ですから、私は非課税投資枠の中ではつみたてNISAが最も使いやすいと考えています。
つみたてNISAについては過去にも記事にしていますので、以下の記事をご覧ください。
それでは、なぜつみたてNISAをしているだけで凄いのか?
その理由は3つあります。
① ほとんどの人は「投資」ではなく「預貯金」である
② 20年間の長期投資を考えている
③ 余剰資金を作り出し、それを投資に回している
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
① ほとんどの人は「投資」ではなく「預貯金」である
金融庁が先日公表したNISA口座の利用状況調査(2021年12月末時点(速報値))
を見てみると、
一般NISA | 1248万4106口座 |
つみたてNISA | 518万1403口座 |
ジュニアNISA | 72万0795口座 |
となっており、全体としてつみたてNISAの口座数はかなり伸びてきています。NISA口座の利用状況調査は四半期末毎に行っているので、比較して伸び率を確認してみてください。
続けて、つみたてNISA口座数、買付額の推移です。こちらでも口座数が伸びていっているのが分かりますね。
とはいえ、全人口に占める口座数の割合からみても、まだまだ投資を行っていない人は多い現状にあると考えられます。
預貯金から投資に一歩踏み出すことで資産形成に大変有利に働く可能性は高いと思います。
② 20年間の長期投資を考えている
つみたてNISAの制度から見て非課税投資枠は年間40万円と決まっています。保有した投資信託を一度売却してしまうと非課税投資枠は回復しませんから、その分枠が減ってしまいます。
必然的に、つみたてNISAで投資をすると長期保有を前提とした投資になるということになります。
非課税投資枠をなるべく有効に活用するために長期で資産形成ができることになります。
③ 余剰資金を作り出し、それを投資に回している
そもそも、つみたてNISAで投資をするということは、家計の中に余剰資金を作り出せているということです。
家計を黒字にしてそれを投資に回すことができれば、投資元本は増え続けることになりますので、長期投資により複利の恩恵を受けることができます。
つみたてNISAで20年間投資したときのシミュレーション
つみたてNISAで年間40万円を20年間投資した場合、資産額はどのようになるのかシミュレーションしてみましょう。資産運用シミュレーション:金融庁でシミュレーションしてみました。
◆積立金額 毎月3.3万円(つみたてNISA上限額の年額40万円)
◆想定年利 5%
◆積立期間 20年(2022~2041年)
前提条件を入力して「計算する」をクリックすると、シミュレーション結果が表示されます。前提条件によるシミュレーション結果は以下のようになりました。
こんな感じで、簡単にシミュレーション結果を得ることができます。
20年間の積立投資の結果、投資元本と運用収益の合計は13,564,111円でした。ちなみに私の行ったシミュレーションでは、投資元本は毎月3.3万円×12ヶ月×20年で792万円となっていますが、毎月3.3333万円にすれば800万円になります。
細かく知りたい人は一度シミュレーションしてみてください。
銀行口座に800万円を入れておいても、年利0.001%では20年間でどれだけ利息がつくか計算しなくてもなんとなく想像はつくでしょう。
預貯金として銀行口座に入れておくのがある意味お金の無駄遣いになることはお判りいただいたと思います。お金にもぜひ働いてもらいましょう。
まとめ
インデックス投資関連書籍やブログ、Twitterなどで情報を得ていると、発信者の取り組んでいる様子が凄すぎて、投資を始めたものの、なんだかものたりない気持ちになったりします。
しかし、預貯金のみの状態から脱却して、つみたてNISA、投資を始めただけでも少数派で大変すばらしいことなのです。
あとは、毎月の余剰資金を増やすためにどうするか、ということだけを考えて、日々の生活を豊かに楽しく過ごしましょう。
もし、インデックスファンドに投資するための手持ちの現金が少ないなら、ポイ活やノーリスクでお金がもらえるサービスがいくつもありますので、それを有効に活用すればいいですね。
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この記事が皆さんの参考になれば幸いです。少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
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