どうも、つみき(@321tsumiki)です。
今回は、「資産形成は入金力ゲームである」ということについて少しだけまとめてみたいと思います。資産を形成するには、本業や副業、ダブルインカム等で収入を増やして、固定費を見直すなどして支出を減らして、毎月蓄えた資金を比較的安定した全世界株式や全米株式に連動した投資信託等の投資に回して利益を得るということが必要になってきます。それでは株式に投資するのはどうしてでしょうか。それは資本主義の考え方によりますので確認しておきましょう。
資本主義について
資本主義について、資本主義の定義は「生産手段を資本として私有する資本家が、自己の労働力以外に売るものを持たない労働者から労働力を商品として買い、それを上回る価値を持つ商品を生産して利潤を得る経済構造」です。
つまり「経営者が従業員を雇ってその給与よりも高い売り上げを得るという仕組み」のことです。ですから、経営者が自分の会社の商品やサービスを顧客に提供することによってその対価として利益を得るという行為を多くの企業で行っています。それによってさらに良い商品やサービスが生み出されていきます。これが繰り返されることにより長期的には企業価値が上がっていきます。ですから、会社の株式を保有しておくことによって企業価値が上がるとその恩恵を受けることができます。さらに保有数が多ければ多いほどその恩恵は大きくなります。
私たちが参加しているゲーム
私たちが参加しているゲームの目的は「自分が自由に使えるお金をどれだけ増やせるかに挑戦すること」です。ですから一生でどれだけ自由に使えるお金を増やせたかがこのゲームでは大切です。ここでのポイントは年収が多いよりも金融資産額が多い方が評価が高いということです。なんだか年収が多い方が目的を達成できているような気がしますが、たくさん稼いでも稼いだ分の多くを使ってしまい資産額を減らしている場合は評価が下がります。
ちなみにこのゲームには全員が生まれた時から参加しています。自由に使えるお金を増やすことができれば自由に暮らせますが、お金を増やそうとしすぎると豊かな生活をすることができないので、私はほどほどに節約し今の生活を大切にしながらこのゲームに参加しています。
自由に使えるお金を増やすために
所得にかかる税金から考える
従業員の場合、毎月の給与から税金が引かれます。そのうち所得税については累進課税のため、所得額に応じて5〜45%の税金がかかります。大きく稼げば稼ぐほど所得に対する税率が大きくなるようになっています。
投資家の場合は投資商品によって税率は様々ですが、例えば投資信託の利益にかかる税金は20.315%となっています。これは利益額によらないのでどれだけ利益が出ても税率は変わりません。
ここから、従業員として給与を稼ぐより、投資家としてお金に稼いでもらった方が、税制上の理由から有利に働くことが分かると思います。
給与によって稼いだお金のうち生活にかかる費用を除いた余剰資金をなるべく早く投資に回すことが自由に使えるお金を増やすために必要なことです。
入金力を上げるためには
余剰資金をなるべく多く投資に回すために入金力を上げる必要があります。収入を上げ支出を下げることによって、入金力を上げることができます。
収入を上げる
本業以外に副業を始める、転職する、結婚してダブルインカムになる、などがありますね。
我が家の場合は夫婦共働きなので独身の時より多くの金額(約20万円/月)を投資信託の購入にあてることができています。
支出を下げる
まずは固定費の削減からですね。収入より手軽に再現性が高く行うことができると思います。
投資に大きな資金を投入することができたら
投資の年利5%の影響は資産額によって大きく変わってきます。
資金100万円だと年間5万円、資金1億円だと年間500万円の利益が期待できます。
入金力が大きければそれだけ相場に投入している資金が増え、それにより利益が大きくなっていきます。資金が一定額を超えてきたら生活費よりも資産額による利益(資産所得)の方が大きくなり、r>gの状態となり、いわゆる「あがり」の状態といえるでしょう。
しかし、「あがり」になるためには入金力が高い状態でも数十年くらいかかる場合が多いので、複利の効果を最大限得ることができるよう、20代の入金力が大きくなるようにするといいと思います。しかし、20代は一般的に給与が低めで、奨学金の返済があったり生活費を切り詰めることができなかったりするので、副業をしながら入金していくと早い段階で大きな金額の資産を形成することができると思います。
私は30歳で300万円くらいしか貯蓄することができませんでしたので、Twitterで見かける20代で1,000万円達成する方は本当にすごいと思っています。20代で投資を始めることができれば資産形成に有利であるとたびたびツイートしています。まだの方はぜひ検討してみてください。
春から社会人になる人はまず給料の一部を先取りで貯蓄に回し、つみたてNISAとiDeCoに積み立て投資をしましょう😊
私は気付いたのが30代で遅かったので資産形成が大分遅れてしまいました。20代に気付ければ複利の力を大きく生かせるので資産形成にかなり有利だと思います😌20代の人が羨ましいです🤤
— つみき@インデックス投資 (@321tsumiki) March 17, 2021
まとめ
入金力を上げることが将来の資産形成に最も有効であることを書かせていただきました。特に若いうちになるべく早く入金力を高められるように、副業等をはじめて利益を投資に回すということを愚直に繰り返すことで資産形成が進んでいくと思います。
私は30代後半で気付いたのでだいぶ遅いですが、それでもしっかり資産形成をすることができています。投資対象についてはほぼ最適解は出ているので、無駄な支出をなくし、副業等で収入を上げ、入金力を上げていきましょう!
少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
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