どうも、つみき(@321tsumiki)です。
経済的自由を達成するために2018年から本業を頑張りながら節約と投資で資産形成をしている私ですが、2021年2月に41歳で資産3,000万円を達成して現在は3,900万円ほどになっています。
インデックス投資をスタートした2020年6月には約2,300万円だったので、1年半足らずで1,600万円ほど増えている計算になります。
私がしたことは、節約をして得られた余剰資金をインデックスファンドの積立投資に回して保有するだけなのですが、この数年間の相場状況は非常によく、今考えると始めたタイミングがかなり良かったと思っています。
そんなこんなで現在は資産4,000万円目前のところまできています。資産額が4,000万円に差し掛かろうとしている今、私が感じていることについてまとめたいと思います。
心に余裕を持てる
まず第一に感じたことは、心の余裕が大きくなってくるということです。
仕事の悩みも大したことはなくなってきます。たとえ理不尽なことを言われても、仕事でうまくいかなくても、
「私には十分な資産があるから仕事にしがみつかなくていいんだ」
と思えるようになってくるので、人は人、自分は自分という考え方になり、仕事が人生の中心ではなくなってきます。
さらに仕事をお金のためにやる必要性が少なくなってくるので、やりがいのある業務を中心に行うことができるようになります。しかし、それは決して仕事を自分勝手にやるということではありません。お金のためにしかたなくという発想ではなく、本来の仕事の在り方に近い形で仕事をすることができるようになるということです。
私は教員をしていますが、お金は二の次で仕事へのやりがいや生徒の成長を第一に仕事をすることができています。
サイドFIREやFIREが視野に入ってくる
人生の選択肢として、サイドFIREやFIREを選択することができる資産に近付いてくるということです。
例えば、わが家の生活費は年間300万円程度ですが、FIREするためには25年分の生活費を用意する必要があります。ざっと7,500万円になるのでその額を用意しようと思ったらもう少し資産形成を頑張る必要がありますね。
しかし、サイドFIREならどうでしょう。
生活費のうち半分の年間150万円を働いて用意するとしたら、25年分の資産3,750万円でサイドFIREできる計算になりますね。ということは、資産4,000万円あればもうすでにサイドFIREできる資産規模になっているということです。
年間150万円稼ぐ程度なら、本業に使っていた時間を使えば問題なくできると思っています。
資産を4,000万円持つことで、本業でがむしゃらに働きすぎなくても、少しダウンシフトして時短勤務や非常勤講師などでゆったりと働きながら生活するという選択もできるようになります。
そう考えると今後の人生が非常に楽しみなものに変わっていきますね。
お金がお金を生んでいる実感が湧いてくる
明らかに労働収入より資産収入のほうが目に見えて大きくなってきました。
変動が大きい日ならば、インデックスファンドでも2%程度上下する日もあります。資産4,000万円の2%は80万円です。私の毎月の給与額よりも積立額よりも大きな金額が1日で変動するのです。
また、全世界株式クラスのインデックスファンドであれば税引き後の年利は平均で4%程度を見込めます。したがって資産が4,000万円であれば、4%ルールを適用すると年160万円ずつ取り崩しても資産が減らないことになります。生活水準を落とすかサイドFIREによりアルバイトや少しの事業収入が得られれば十分に生きていける資産収入になってきました。
とはいえ、感覚的に実感は湧かない
私は、マネーフォワードMEで毎日の資産総額を確認しているのですが、目に入ってくるのは銀行や証券口座などの数字のみです。
その数字が増えているだけで現金としてはお目にかかっていないためかは分かりませんが、数字が増えてもその実感は湧かないというのが正直なところではないでしょうか。これは資産4,000万円に近付いたからそうなったのではなく、結構前からそう思っています。
金額を正確に把握することができない理由は自分で大金を使ったことがないためでしょうか。私の場合は、自分の感覚で正確に把握できるのは1~5万円程度のような気がしています。
そこから考えると、お金を使う力が大きなお金を感覚的に把握する力につながっていくのかもしれませんね。だとすれば今後も資産が増え続けて数字が増えていったとしても、その実感はあまり湧かないのかもしれません。
単なる資産形成ゲームにならないように、資産形成とはいい距離感で付き合っていきたいものですね。
資産はいずれ1億円を超えるだろうと思える
資産4,000万円を超えると、お金がお金を生むペースがどんどん上がっていきます。ですから定期積立と合わせると資産増加のペースは資産1,000万円のときよりもはるかに早くなっていきます。
わが家の場合は、今のペースのまま全世界株式クラスへの積立投資を続けていけば、あと約10年で1億円に到達します。また、早期退職によって早めに退職手当をもらうことで1億円に到達する時期を少し早めることもできます。
資産1,000万円のときの資産1億円は遠い先の届くか届かないか分からないくらい離れた目標でしたが、資産4,000万円まで来ると資産が二次関数的に増加していることから折り返し点までは来ていると感じています。
無理して積み立てているわけではなく、生活に多少の余裕があり豊かな生活を送りながら資産形成をすることができていますので、今後も積み立て続けることもできますし、高い確率で達成できるものと考えています。
子供の教育費の心配や老後の心配はなさそう
資産が増えてきても浪費はしないように心がけていますが、必要な費用は惜しまずに出そうと思っています。
わが家は子どもがまだ小さいのですが、これからの成長に合わせてある程度やりたいことはやらせてあげたいと考えています。子どもたちの教育に必要な資金をいざというときに出すことができるようになっていると思います。
また、私たち夫婦の老後問題も解決していると考えています。
自分で決めた投資方針は合っている
資産4,000万円まで増やせている時点で、自分で決めた投資方針はまず間違いなく合っているということの確認になっています。
自分自身の投資方針である、
「全世界株式クラスに定期積立投資していれば、長期で利益が出る公算が高い」
ということを信じて、今後もひたすらに投資を続けていきます。
まとめ
今回は、資産4,000万円を目前にして私が感じていることをまとめてみました。
各項目を一度まとめておきます。
1 心に余裕を持てる
2 サイドFIREやFIREが視野に入ってくる
3 お金がお金を生んでいる実感が湧いてくる
4 とはいえ、感覚的に実感は湧かない
5 資産はいずれ1億円を超えるだろうと思える
6 子供の教育費の心配や老後の心配はなさそう
7 自分で決めた投資方針は合っている
資産が増えることで心の余裕が出てきて人生の選択肢が広がるとは、資産形成の前には想像もしていませんでした。
まずは節目の金額の達成に向けて引き続き頑張って積み立てていきます。資産4,000万円の次は、大台の資産5,000万円です。
いつ達成できるか分かりませんが、目の前の毎月の節約や積立投資をしっかりと続けていけばいずれ達成できると確信しています。
皆さんも資産額と自分の思いや考え、今後の展望などを一度書き起こしてみてはいかがでしょうか。
少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
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