どうも、つみき(@321tsumiki)です。
私は「4年後の45歳までに資産5,000万円を達成してサイドFIREする」ことを目指して資産形成を続けています。
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これは「ほんの少しだけ」私が考えていることです。基本的にはFIREを目指していないというスタンスには変更はありません。
私の今の気持ちとしては、FIREのうちFI(経済的自由)を達成したいけれど、RE(早期リタイア)についてはしなくてもいいかなぁと思っています。大変ですがやりがいや責任の大きい仕事をしているし、定年まで働こうとさえ思っています。
ただ将来の選択肢として、「働いても働かなくてもいい状態」というのを作り出しておきたいとは思っています。
人生何が起きるか分かりません。今は心身ともに健康でしっかり働くことができていますが、今後はその保証はありません。もし今の状態のままで、健康上に問題が出てきたり、仕事にやりがいを持てなくなったりしたときには、無理してでも働き生活費を稼がなくてはなりません。
今回は「資産5,000万円を達成してサイドFIREするロードマップ」と題して、今のうちから、仮に気が変わって「サイドFIREしたい!」と思い立ったときに向けて、いつまでに何をするべきかについて計画を立てておきたいと思います。
サイドFIREの魅力
最初に言っておきますが、サイドFIREによって得られるのは「選択の自由」です。
・「働く、働かない」「やりたい仕事、やりたくない仕事」の選択
・「いつ働くか」「どれくらいの時間働くか」の選択
これらの仕事や時間についての自由が手に入ります。そしてその自由を得るためにはお金はとても重要なものです。
サイドFIREとは、生活費の半分くらいを働いて稼げばいいという考え方です。
・投資収益だけでなく副業やビジネスの収入と合わせて生活費を賄う
・必要な資産はフルFIREと比較して少なくて済む
フルFIREと比較すると3つの大きなメリットが考えられます。
① 用意しなければいけない金融資産の金額がかなり少なくて済む
② 緊急時に金融資産を使わないという選択肢が持てる
③ ほどよい労働は心身の健康を保てる
フルFIREの場合は金融資産からの収益だけで生きていくことになりますから、生活費300万円のわが家の場合、利回り5%(税引き後4%)で考えると総額で7,500万円もの資産を用意しなくてはなりません。
生活費300万円(月25万円)×25倍=7,500万円
ところが、これらのうち半分を労働で稼ぐようにするとどうでしょう。当然、金融資産からの収益でまかなうのは生活費の半分である150万円で済むわけですから、用意すべき資金も半分で済むことになります。
生活費150万円(月12.5万円)×25倍=3,750万円
この場合は生活費の半分、つまり月12.5万円を労働で稼げればOKですね。
サイドFIREで金融資産からの収益が生活費の半分でいいのなら、資産形成にかかる時間も短くなるので、多くの人にチャンスがあるかもしれませんね。
インデックス投資を積み立てて資産形成
サイドFIREに向けては、金融資産が必ず必要になります。その資産を形成する方法として私がおすすめしているのがインデックス投資になります。
私自身がもしサイドFIREするのであれば、日々の生活費については投資信託を必要な分売却しながら、不足分を働いて補うようにしていきます。
資産総額は36,569,093円(2021年8月末現在)になっています。理論上は3,750万円でサイドFIRE可能なので、あと100万円くらいでしょうか。今年中に達成できそうな状況ですが、41歳でサイドFIREしてしまっていいのかという心配があります。
40代から90歳くらいまでのライフプランをしっかりと見据えたうえでサイドFIREを考えることになります。私自身は定期収入がなくなることに一番心配をしていますので、その代わりとなるストック型の収入を増やせるように日々努力しています。
若い世代でサイドFIREを考えている場合には、単に仕事をしたくない、自由な生活を手に入れたい、好きなことをしてのんびりと暮らしたい、などという思いだけではなく、きちんと老後のプランを考えておくべきでしょう。
私が45歳までにサイドFIREするロードマップ(具体的な手順)
私が45歳までに資産5,000万円を形成してサイドFIREを達成する方法は、以下の3つを行うことです。
② 年間生活費を300万円に抑える
③ 貯蓄率50%を継続し、年間340万円を投資に回す
① 夫婦共働きを継続する
私は結婚しているので、夫婦で共働きをすれば収入はある程度の金額になります。具体的には毎月の手取り額が50万円程度になっています。
妻が専業主婦だとしたら収入面はかなり厳しくなっていたでしょう。(もちろん家庭や子どもにとってはいいこともたくさんありますが)妻は月12~15万円ほどの手取り収入がありますが、それを副業で稼ごうとするとかなり大変になってくると思います。
そう考えると夫婦共働きの方が資産形成上は有利になるのは明らかです。
② 年間生活費を300万円に抑える
わが家は毎月25万円程度で生活しています。これにより支出が抑えられているので毎月残せる貯蓄額も増えています。生活費を切り詰めるために固定費を中心に削減できるものから取り組んでいます。
またはポイントをうまく活用することでこれも生活費を抑えることにつながっています。
生活費を上げない工夫は、サイドFIRE後も有効です。生活費の大きさによって必要な金融資産の額が大きく変わってくるからです。
わが家は年間生活費300万円なのでサイドFIREに必要な金融資産3,750万円ですが、生活費が400万円に上がれば必要な金融資産は5,000万円になってしまいます。
無理せず続けられることが一番ですが、生活費を上げない工夫はサイドFIREを目指すうえでは必要不可欠でしょう。
③ 貯蓄率50%を継続し、年間340万円を投資に回す
わが家の手取り収入は50万円、支出は25万円なので、貯蓄額は月25万円、貯蓄率は50%となっています。(ざっくりです)
これをしっかりと継続して、毎年340万円をインデックス投資に回していければ金融資産は毎年積みあがっていくはずです。もちろん、今後さらに節約し副業収入等で積み立てる金額を上げる努力もしていきます。
現在の資産額と積立金額でシミュレーション
45歳でサイドFIREする場合、基本的には資産形成をすることと毎月12.5万円稼ぐ方法を考えることが必要になってくると思います。まずは今やっている積み立てを続け、資産推移が45歳までにどうなるかをシミュレーションして予測しておきます。そして定期的に資産推移の予測と実際を比較することで、現在までの進捗状況が明確になり状況に応じて軌道修正もできます。
資産額(万円) | 年間積立金額(万円) | 利回り4%の利益(万円) | |
41歳(現在) | 3,650 | 340 | 146 |
42歳(1年後) | 4,136 | 340 | 165 |
43歳(2年後) | 4,641 | 340 | 186 |
44歳(3年後) | 5,167 | 340 | 207 |
45歳(4年後) | 5,714 | 229 |
積立額340万円、利回り4%でシミュレーションした結果、4年後の45歳の時の資産額が5,714万円、利回り4%の利益が229万円ということになりました。シミュレーションでは期待利回りのみで計算してありますので相場状況によっては資産が目減りするリスクも十分に考えられます。
4%ルールにのっとって資産の4%を取り崩すことになるならば、年間で229万円を取り崩すことができます。希望的観測ですが、これなら、生活費の不足分71万円を労働で稼げばいいことになりますので、月6万円程度になります。
労働収入で12.5万円稼ぐことについては、ストック型の副業(SNS、ブログ等)を継続していくことと、非常勤講師や時短勤務など多様な働き方を検討しながら、稼ぐ手段を考えていければと思っています。
FIRE関連書籍
2021年9月現在、FIREに関連した書籍が次々と出版されています。FIREに興味がある方は一度手に取ってみるのも一つかもしれません。
まとめ
今回は、「資産5,000万円を達成してサイドFIREするロードマップ」と題して、私が45歳までに資産5,000万円を達成してサイドFIREする具体的な手順についてまとめさせていただきました。
ですが、これは多くの人が取り組める内容なのではないかと考えています。
② 年間生活費を300万円に抑える
③ 貯蓄率50%を継続し、年間340万円を投資に回す
わが家は、特に収入が多すぎるわけでも支出が少なすぎるわけでもありません。収入、支出、投資のいずれもバグっていない状態です。
しかし、一つ一つをしっかりと見直して、少しずつコツコツと継続していくことによって大きな資産形成を実現することができると思っています。
みなさんの資産形成の参考になれば幸いです。
少しずつ積み上げていきましょう。
つみき(@321tsumiki)でした。
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